内容説明
老後の心身を見舞う不安のすべて―金銭、住居、食事、健康、心の問題から夫婦、親子、友人、隣人、自然とのつきあいを80歳と79歳の夫婦の暮らしと心の推移を通して解明する。老後を生き生きと暮らす法。
目次
第1章 棲みなれた東京をあとに(モワーッと迫る不安;垣間みた老人ホーム)
第2章 ついの棲処を老人ハイツに求めて(マンション入居時の諸費用;なぜか誤差のある紹介誌の数字;ねずみの相談、住人自治会)
第3章 山のハイツの心たのしき人々(それぞれに老い濃く;遠かった長女の家;ふと思い出すおもかげ)
第4章 三島の宿でのおしどり暮らし(恩人ばかりに囲まれて;老いの日常茶飯事、只今の情報;あなた、呆けないでね)