小栗上野介の生涯―「兵庫商社」を創った最後の幕臣

小栗上野介の生涯―「兵庫商社」を創った最後の幕臣

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  • サイズ B6判/ページ数 482p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062032346
  • NDC分類 289

内容説明

坂本龍馬、勝海舟と並び称された男の報われない悲劇。国のために生命を賭し、日本ではじめての株式会社「兵庫商社」を興した幕末の経済人小栗上野介を描く。

目次

プロローグ 幻の楽譜
誕生―「異国船無二念打払令」とともに
生まれた家―家系、そして神田界隈
少年時代―塾生活と剣術修行
就職
結婚―小栗自身がつけた家計簿
黒船と幕末戦争―小栗の先輩官僚の群像と論争
訪米―ライバル勝海舟
オグロ・ブンゴ―アメリカの新聞に載った日本人評
帰国
露艦侵犯―ロシア水兵、対馬に不法上陸
挫折―生命をかけた対露談判の失敗
無役の日々―対長州関係の転換
洋式造船事始
土蔵つき売家―日本の未来を考えた小栗の先見性
横須賀製鉄所―アジアにおける近代的工業の夜明け
近代的マネジメントの導入
第二次征長と日仏組合商法
紙弊発行と三野村利左衛門
兵庫商社―日本最初の株式会社
江戸開城
最後の幕臣―烏川河原での非道の斬首
兵庫商社・その後―三井銀行、三井物産の源流

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tohoho

1
大隈重信が後年、「小栗は謀殺されるべき運命にあった」。何故なら、明治新政府による日本の近代化構想は、そっくり小栗のそれを模倣したものだったから、と語ったように、まさに「日米修好通商条約」の批准の使節団の一人であった小栗上野介が遺したものは、横須賀製鉄所だけではなかった!2020/11/01

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