内容説明
幕末、明治という激動の時代を精力的に生き抜き、ハルピン駅頭で悲劇の最期を遂げた初代総理・伊藤博文。その波乱の生涯を描く書下ろし長編人物評伝1700枚!
目次
憲法発布の朝
博文の家系と家庭
荻の城下町
松下村塾
雷電の男・高杉晋作
松陰の死と俊輔
桂小五郎と共に
井伊直弼論
武市半平太と土佐勤王党
和宮降嫁と安藤襲撃
長井雅楽襲撃
藩論一変と来原良蔵の自殺
洋行・ロンドンの風
危し!長州藩
講和談判の代表となる
四国艦隊の下関砲撃
井上聞多襲撃さる
芸者・小梅
藩長連合成立
長州征伐・四境の戦・高杉、村田の奮戦
鳥羽・伏見の戦、そして新政
開港場兵庫と初代県知事
欧米派遣使節として
征韓論と西郷隆盛
初の政党・愛国公党
樺太千島交換、台湾事件、佐賀の乱
神風連、秋月、荻の乱
西南戦争
木戸の死・西郷の最期
西郷隆盛とナポレオン〔ほか〕