内容説明
キプロス紛争、中東戦争、アフガン危機、イ・イ戦争…国際危機の中で各国の指導者たちは何を考え、いかに行動したか。世界の信望を集めた第４代国連事務総長が、日本人の知り得なかった数々の事実を綴った、現代史の貴重な記録。
目次
第１章 テヘランの悪夢
第２章 生き延びる道
第３章 フルシチョフとオーストリア国家条約
第４章 国連事務総長
第５章 サダトの戦争
第６章 キプロスという名の孤児
第７章 アフリカの動乱
第８章 新多数派のパワー
第９章 人権とその抑圧
第１０章 難民たちの群れ
第１１章 カーターと人質たち
第１２章 ペルシャ湾の混乱
第１３章 アフガニスタン―レーガンＶＳブレジネフ
第１４章 レバノンの悲劇
第１５章 不可能を可能に
第１６章 色あせたイメージ
第１７章 ウィーンに帰る
第１８章 パワーポリティックス
第１９章 時代に抗して
