内容説明
第39代アメリカ大統領ジミー・カーターが国際テロの根源をさぐり、中東平和の鍵を明かす。テロと報復に明け暮れる中東、キャンプ・デービッド会談は何をもたらしたか、その後の世界の中東政策に誤りはなかったか、レーガン政権とカダフィの対決は?アブラハムの昔から1986年夏まで中東問題のすべてを衝く。
目次
1 イスラエル―エルサレム問題の鍵をにぎる国
2 シリア―アラブ諸国統一を夢みるアサドとその可能性
3 レバノン―忍耐と荒廃は続く、しかし世界の表舞台からは…
4 パレスチナ―国境線をもたない400万の民の平和への模索
5 ヨルダン―“弱小国”ゆえの慎重で中道的な和平努力
6 エジプト―キャンプ・デービツド合意はいまも生きている
7 サウジアラビア―中東における重大かつ有益な勢力となりうるか
8 中東の将来―苦悩と闘争の中東の歴史に終焉はくるのか
おわりに 国際テロリスト問題―流血の現状に、いま和平の道を提言する
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