内容説明
華麗なる『源氏物語』の世界で繰りひろげられる魅力ある女性たちの恋のかたち。現代の女性作家が語る“源氏物語への誘い”
目次
『源氏物語』と私―インタビュー（円地文子）
藤壷・空蝉（永井路子）
葵の上・夕顔（杉本苑子）
六条御息所（竹西寛子）
朧月夜・花散里・末摘花（大庭みな子）
紫の上（清水好子）
明石の上（田中澄江）
朝顔斎院・玉鬘（尾崎左永子）
女三の宮（近藤富枝）
大君・中の君（津島佑子）
浮舟（富岡多恵子）
光源氏をめぐる女たちの哀歓（瀬戸内寂聴）
男たち・女たちの群像（田辺聖子）
『源氏物語』の輪郭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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寂聴対談の中で、円地さんの話題も多く上がっていたので流れでこちらも。学生の頃は宇治十帖は円地説のようにつまらないもののように感じてそそられないものがあったけれど、対談を読み比べてみて、今は寂聴説が新鮮で浪漫があっていいなぁと思う。なんてこちらの感想に書くのは失礼だけど、円地さんが宇治十帖に本当に興味なさげでそこはちょっと「それも分かる」と思いつつ笑2022/11/30
