変体少女文字の研究―文字の向うに少女が見える

変体少女文字の研究―文字の向うに少女が見える

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062020718
  • NDC分類 728.9

内容説明

マンガ字、丸文字とも呼ばれている〈変体少女文字〉は昭和53年頃から猛普及しはじめた。長期間の執拗な取材でついにその謎を判明させた著者渾身のノンフィクション! この文字を解くことは、まさに新人類を知ることである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大熊真春(OKUMA Masaharu)

1
切ないです。胸キュン。あのコがくれる手紙はいつも丸文字でした。2019/07/15

1977年から

0
1990年

0
Y-202006/10/05

サト

0
いわゆる「丸文字」や「マンガ文字」と呼ばれる書き文字の書体。明確な決まりはないにしろ、一般的に広く使われる楷書とは異なる子供じみた形の文字。自身の子供時代にはすでに昔の漫画で見たことがある程度の認識だったが、楷書とマンガ文字の中間くらいな書体を書く者が多かったように感じる。ここでもサンリオが出てくる。かわいいを具現化し、書き文字までもそれに寄せていく中高生たち。様々な時代背景が重なり、変体少女文字の市民権は必然的に得られていく。面白かったー興味深い!2018/11/23

にせねこ

0
30年前の本。当時(今もあるのだろうけど)主に少女が書いていた独特の丸文字が、いつ頃出現したのか、なぜ出てきたのかの出自を探っている。本題についても興味深かったのだけれど、(今から30年前の)ラブホテルのノートの話だとか、履歴書の字が会社の採用に影響するかといった全体の主張を作り上げる細々とした話が、当時の人々の生活を想起させて面白かった。また、高速道路標識の文字がどのように作られたかという逸話だとか、写植のナールの話など、文字デザインに興味がある人が読むと面白いのではないかと思う。2018/03/08

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