感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのやん
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1983年発刊。15年以上前にブックオフで買ったまま積ん読だった本。文章はこなれておらず下手。スポーツ新聞あがりの物書きって、最初はこんなもんなんだろう。ただ、原辰徳の父・貢のプロ入り断念のエピソードなど興味深い話が多々ある。「十万人に二人」と称された東海大相模高校の津末英明と原辰徳。高3夏時点では津末のほうが上だったのだが、東海大学四年間で辰徳に大きく引き離された。それはなぜなのか。原・津末両家の歴史、子育ての仕方を詳らかにしながら明らかにしていく。才能、努力、運、幸福などということを考えさせる。2014/10/15