内容説明
アメリカは日本の意図をどこまで見抜いていたのか?開戦への天皇のかかわりあいの真相は?―周到さと偶然と判断ミスの交錯する日米双方の内実を一級資料をベースに比類なき公正な眼で分析したこの大作は、真珠湾攻撃研究の「決定版」として歴史的な論争に一つの区切りをつけた記念碑的文献である。
目次
その日のワシントン
攻撃後の真珠湾
勝利のあとに
国内の反響とノックスによる調査
ロバーツ調査委員会
ロバーツ調査委員会以後
陸海軍両査問機関の発足
査問機関による調査
陸軍真珠湾委員会
陸・海軍の調査結果
3調査機関の活動
両院合同調査委員会の開始
調査の進行
キンメル、ショートの反論
両院合同調査委員会の結論
歴史の審判