吉川英治歴史時代文庫<br> 黒田如水

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吉川英治歴史時代文庫
黒田如水

  • 吉川 英治【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061965447
  • Cコード C0193

内容説明

大作「新書太閤記」の一大分脈を成すのが本書である。秀吉といえども、独力では天下を取れなかった。前半は竹中半兵衛の智力を恃り、後半は黒田如水を懐刀とした。如水は時勢を見ぬく確かな眼をもっており、毛利の勢力下にありながら、織田の天下を主張。また、荒木村重の奸計に陥り、伊丹城地下牢での幽囚生活を余儀なくされながら、見事に耐えぬく。―若き日の如水を格調高く描く佳品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

64
官兵衛がまだ小寺政職の家老だった頃から、秀吉の三木城籠城攻めが終結するまでの彼の人生のほんの一部の物語だったが、これを機に正式に秀吉の家臣となり、今後の本格的な彼の活躍に繋がって行ったこと、脚が不自由になった経緯も知ることが出来た。元々姫路は彼の地盤だったのか。中国攻めを中心としたお話だっから、知っている地名も多く出て来て楽しかったし、思わぬところで山中鹿之介も登場し、あちこちの歴史物をバラバラに読んでいるが、ジグソーパズルのピースが上手く嵌ったような気持ちにもなり、一人ほくそ笑んでしまった。2018/02/04

糜竺(びじく)

47
私の好きな元祖歴史小説家、吉川英治氏の作品を久しぶりに読みましたが、やっぱり良かったです!豊臣秀吉の軍師となる黒田如水が主人公の作品ですが、この本は彼の若かりし頃の前半生の部分を描いた作品となっています。作中、主人公が荒木村重を説得しに行くのですが、逆に捕らえられ幽囚生活を送る事になってしまいます。この辛い経験が、後には彼にとって大切な教訓を得た出来事になったとは非常に考えさせられました。秀吉、竹中半兵衛との心の深い所での繋がりも、絶妙な表現で描かれていて、ウルッとする所もありとても良かったです。2017/12/17

いたろう

47
何度めかの再読。大作である「三国志」「宮本武蔵」は別格として、吉川英治の作品の中では、とりわけ好きな本。伊丹城に幽閉されていた官兵衛が救出された後、死んだと思っていた息子(後の黒田長政)と対面する場面は、何度読んでも感涙もの。他の本では、官兵衛のことを天下取りの野望があったとか、切れ者過ぎて不用意な一言で周りから警戒されたとか書いているものが多いが、吉川版の官兵衛は真正直な義の人として描かれているのがいい。2015/05/29

i-miya

39
2010.07.30 (解説・木村毅) 一. いま都鄙を通じて流行っている黒田節。この藩風を作った英傑、如水。『宮本武蔵』に対し『松のや露八』、『新書太閤記』に対する『黒田如水』衛星的作品。昭和の流れ。(1)政党の堕落、(2)農村の窮乏、(3)五・一五事件、(4)二・二六事件、(5)満州国成立、(6)蒋介石総統の中国統一、(7)日華事変へ。二. この三人だけか。石田光成、直江兼続もいる。そしていま一人、黒田如水。未発に終わり、失敗もしなかったが、内心飽き足らなかった如水。2010/08/02

ちくわ

37
吉川英治の歴史物は派手さは乏しいが…外連味が無い分、NHKの大河ドラマを観るような安心感がある。自分は創作よりも史実が好きなので、良く馴染む作家さんである。さて本作は黒田如水の物語でもあるが、官兵衛の目を通して描かれた戦国時代の世相とも言える。誰もが譲れない大義(この令和の世とは随分異なる)を己の心の内に有し、それが相容れないために戦が起こる。余談だが、自分は如水がそれほど好きな武将ではない…幽閉後の活躍が才知に長け過ぎて、武士としての『美』がちと薄いような。よっぽど子の長政の方が武士としては好きかなぁ?2025/01/14

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