内容説明
馴染みのカフェーのギャルソン、とびきり安い下宿屋の夫婦、内気な下宿人達から、著名な詩人、学者、俳優、政治家達まで。こよなく人生と文学を愛した著者が、若き日、留学先のパリの街と人々の生活に溶け込んで見聞した“忘れ得ぬ人々”のエピソードと、卓見溢れる文学論とで構成。広汎な学識、鋭敏、繊細な感性が、人と文学を見事に捉える。親愛の情に貫かれた、優れた“フランス人”論。
目次
仏蘭西人とは
仏蘭西人
ル・パントゥーン・デ・パントゥーン
エドモン
2人のセルビヤ人
てんかん
空瀾先生
炉辺閑語
巴里の散策
俳優の印象
ジェミエの思出
芝居の思出
仏蘭西文学とは
仏蘭西古典主義文芸
現代仏蘭西文学管見
感想・レビュー
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