内容説明
日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい“マクベス”像を描く、柄谷行人の初期秀発エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながら、その明視力の圧倒的展開を収録。
目次
マクベス論―意味に憑かれた人間
夢の世界―島尾敏雄と庄野潤三
私小説の両義性―志賀直哉と嘉村礒多
歴史と自然―鴎外の歴史小説
寒山拾得考
薮の中
小説の方法的懐疑
人間的なもの
平常な場所での文学
場所と経験
生きた時間の回復
時代との結びつき
淋しい「昭和の精神」
ものと概念
自作の変更について
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