出版社内容情報
バジルは魔女になったけれど、ひとにおくる力が地味なので、あまり人気がありません。ところが、クリスタル国の成人式に招かれて…… 七魔が山に住む魔女のバジルは、「努力」する力と、「根気」をひとにおくることができる魔女になりました。ただし、「幸運」「勇気」などとちがって地味なので、ひとからあまり人気がないことがちょっと悩みです。
そんなバジルのもとに、不思議なお告げが届きました。
「なんじ 百年に一度の 満月の夜 地上の白い星を つむべし」
地上の白い星って、なんのことでしょう?
さらに、クリスタル国の王女から、「若者たちにバジルさまの力をおくってほしい」と、成人式に招かれます。喜んでたずねていったバジルは、クリスタル国の国宝である二つの水晶がぬすまれた歴史を知り……。
さまざまな謎がつながっていく物語、「魔女バジル」第4巻です。
※2年生以上の漢字にルビがついています
1 ふしぎなメッセージ
2 手紙
3 成人式のおくりもの
4 魔女エルダー
5 七魔が沼のひみつ
6 地上の白い星
7 月と水晶
茂市 久美子[モイチ クミコ]
著・文・その他
よしざわ けいこ[ヨシザワ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
七魔が山に住む魔女のバジルは、ひとからあまり人気がありませんでした。というのも、バジルが、ひとにおくることができるのは、「努力」「根気」「若いときの苦労」という、「幸運」「勇気」などとくらべて、ちょっと地味な力だったからです。そんなバジルのもとに、クリスタル国の女王から手紙がとどきました。成人式で、ひとに幸運をおくる大魔女フェネルといっしょに、バジルの力を若者たちにおくってほしいという、招待の手紙だったのです。大よろこびでクリスタル国をたずねたバジルは、そこで、平和をまもる国宝の水晶が、ある占い師にぬすまれていたという歴史を知って…。小学中級から。
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
岩手県生まれ。会社勤務をへて執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』で、ひろすけ童話賞を受賞
よしざわけいこ[ヨシザワケイコ]
東京都生まれ。多摩美術大学染色デザイン科卒業。テキスタイルデザイナーをへて、絵本・イラスト・童話を中心に活動中。日本児童出版美術連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chiaki
anne@灯れ松明の火
バニラ風味
花林糖
ゆたこまち