出版社内容情報
かんの ゆうこ[カンノ ユウコ]
著・文・その他
北見 葉胡[キタミ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
ハロウィンの日、フェリエの国の住人たちは、いつもより少し気をつけながらすごさなくてはなりません。やみの国の魔物たちは、すきがあればフェリエの国のいきものたちにとりついて、魔界へ引きずりこもうと機会をねらっているのです…。小学中級から。
著者等紹介
かんのゆうこ[カンノユウコ]
東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業
北見葉胡[キタミヨウコ]
神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。2005年、2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)で、ボローニャ国際児童図書賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
74
秋の夕暮れ時を感じさせる温かな色合いで描かれた表紙が可愛い。ルーチカたちのハロウィン準備や仮装も楽しそう。この日は、精霊だけではなく魔物もやってくるという…。ジャック・オー・ランタンの謂れはそうだったんだ。切ないけど心温まるお話。2023/10/31
misa*
52
こちらも読友さんにオススメしてもらった作品。今のこの時期にピッタリなハロウィン!今回もフェリエの国のルーチカとお友達がハロウィンイベントを楽しみながらもお騒がせな出来事がおこるお話。最後にはウルッときちゃう場面もあって、とても素敵なお話でした。ハロウィン伝統料理のコルキャノンとバームブラックという料理は初めて知った。とても美味しそうで、あたしもルーチカ達とワイワイしたいなぁ〜!2019/10/24
anne@灯れ松明の火
23
シリーズ7。秋と冬の境目にあたるハロウィン祭の日は、異界の門が開き、精霊や魔物が入り込んでしまう。ビクビクしていると、魔物にとりつかれやすいという。臆病なソルはますますビクビクして……。怖い話、意地悪な魔物の話かと思ったが、親子の愛情の話だった。思わず、うるっとしてしまう場面もあった。ルーチカたちの友情もいつも通りで、ほほえましい。これからの季節にピッタリなので、ぜひ読んでみてほしい。2021/09/26
カナティ
16
★★★★★2021/10/20
遠い日
11
「はりねずみのルーチカ」シリーズ6。今度は秋深まりゆく頃、ハロウィン。行き場のない魂の哀切さに胸打たれる。お化けにもなりきれなかったジャックの悔恨が痛ましい。期せずしてジャックの心残りを晴らすお手伝いができたルーチカたち。こんな魂鎮めのようなハロウィンがあってもいい。2017/11/06
-
- 和書
- 生涯教育人間学のために