出版社内容情報
「黒い魔法」は、ひとがおくられたくない魔法のこと。ある日バジルの家に、予言のような詩が届きました。心配になったバジルは……。 七魔が山に住む、魔女のバジル。ある日、バジルは予言めいた詩を受けとります。その詩とは、七魔が原に住む魔女のひとりが、ブルームーン(満月が1か月に2度あるとき、2度目の満月)の夜に、黒い魔法のつえを手に入れるというものでした。
黒い魔法というのは、白い魔法とはちがって、「失敗」や「苦労」など、ひとがおくられたくないと思っている魔法です。心配になったバジルは……。
登場人物もぐっとふえ、物語は新しい展開をみせる「魔女バジル」第3巻です。
※2年生以上の漢字にルビがついています
1 ふしぎな詩
2 招待状
3 ブルームーン
4 洞窟のつえ
5 黒い魔法
6 塔の上のお姫さま
7 羊皮紙の束
茂市 久美子[モイチ クミコ]
著・文・その他
よしざわ けいこ[ヨシザワ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
魔女は、「幸運」や「勇気」など、それぞれが得意な力を持っていて、それをひとにおくることができます。そのような魔法は、白い魔法といって、ひとがおくられてよろこぶ魔法です。それに対して、黒い魔法というのは、「苦労」とか「失敗」とか、ひとがおくられたくないと思っている魔法のことです。ある日、魔女バジルのところに、詩の手紙がとどきました。そこには、「ブルームーンの夜に、七魔が原に住む魔女のひとりが、黒い魔法をおくるつえを手に入れる。」と、予言のようなことが書いてあります。魔女のひとりって、まさか、バジルのこと…?元気になれるファンタジー「魔女バジル」シリーズ第3弾!小学中級から。
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
岩手県生まれ。会社勤務をへて執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』で、ひろすけ童話賞を受賞
よしざわけいこ[ヨシザワケイコ]
東京都生まれ。多摩美術大学染色デザイン科卒業。テキスタイルデザイナーをへて、絵本・イラスト・童話を中心に活動中。日本児童出版美術連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
花林糖
のほほん
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
どら母 学校図書館を考える