出版社内容情報
小学2年生のつくしちゃんと、一人ぐらしのおばあさんのすぎなさん。すっごく年のはなれたふたりだけど、すっごく仲良くなれるかな?小学2年生のつくしちゃんは、「魔女」の家のわきをとおらないとおうちに帰れません。そのおうちの垣根のすきまからのぞくと、見たことのない草がはえているお庭と、青い三角形の帽子をかぶったような白いおうちが見えます。
そこに住んでいたのは、すぎなさんというおばあさんでした。すぎなさんが庭で育てているのは、シソ、アロエ、ドクダミ草、サンショウにバジル、月桂樹にトウガラシ……。垣根に〈毒がある草もあります〉なんて注意書きをはるから、魔女だなんて誤解されてしまうのです。
ひとりぐらしで、あまり人とお話することのないすぎなさんは、垣根のすきまからのぞいたモスグリーンのお目目の女の子が、とっても気になるようになりました。すると、なわとびを忘れたことに気づいたつくしちゃんが、すぎなさんのおうちにやってきて……。
小学2年生のつくしちゃんと、おばあさんのすぎなさん。年の離れたふたりが、それぞれの目線で、交互に物語をリレーしていきます。赤ん坊もお年寄りも、外国の人たちも、みーんな手を伸ばせば届くところにいるんです。
すぎなさんのお庭でとれたハーブや植物でつくったお料理が、とてもおいしそう!
つくしちゃん、帰り道
すぎなさんが、ふふっ
つくしちゃんの楽しみなこと
すぎなさんと町内会長さん
つくしちゃん、あせる
すぎなさん、ふきげんになる
つくしちゃんの決心
すぎなさんとつくしちゃん
つくしちゃんとすぎなさん
すぎなとつくしのひみつ
つくしちゃん、春の気分
すぎなさんも、春の気分
つくしちゃんのもやもや
すぎなさんのすてきな思いつき
つくしちゃん、いたいところだらけ
すぎなさんの縁側で
つくしちゃん、魔法にびっくり
すぎなさんのかわいい弟
つくしちゃん、ママと仲なおり
すぎなさんの一大事
つくしちゃんと魔法の葉っぱ
すぎなさん、ふたたびふきげんになる
つくしちゃん、目がまん丸に
るなちゃんと魔女の家
すぎなさんの弟がにっこり
すぎなさん、帰ってきたけれど
つくしちゃんと、かいじゅう風ジラ
すぎなさんとお祝いのクッキー
つくしちゃんとこわいおじいさん
すぎなさん、歩くおけいこ
みんなでティーパーティ
まはら 三桃[マハラ ミト]
著・文・その他
陣崎 草子[ジンサキ ソウコ]
著・文・その他
内容説明
小学2年生のつくしちゃんは、「魔女」の家のわきをとおらないとおうちに帰れません。そこに住んでいたのは、すぎなさんというおばあさん。ひとり暮らしで、あまり人とお話することのないすぎなさんは、垣根のすきまからのぞいた若葉の色をしたお目々の女の子が、とっても気になるようになりました―。小学中級から。
著者等紹介
まはら三桃[マハラミト]
1966年、福岡県北九州市生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選し、翌年、『カラフルな闇』と改題して刊行。2011年、『おとうさんの手』(講談社)が読書感想画中央コンクール指定図書に選定される。2012年、『鉄のしぶきがはねる』(講談社)で坪田譲治文学賞を受賞、翌年、第4回JBBY賞を受賞した
陣崎草子[ジンサキソウコ]
1977年、大阪府生まれ。大阪教育大学芸術専攻美術コース卒業。絵本作家、児童文学作家、歌人として活躍している。『草の上で愛を』(講談社)で第50回講談社児童文学新人賞佳作に入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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