わくわくライブラリー ゆうれい回転ずし―たまご焼きのひみつ

佐川 芳枝【作】/やぎ たみこ【絵】

講談社（2015/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 114p／高さ 22cm
• 商品コード 9784061957589
• NDC分類 K913
• Cコード C8093

出版社内容情報

こまった人を救うため、ゆうれい回転ずしは、今夜も開店――。椋鳩十児童文学賞受賞の佐川芳枝が描く、大人気シリーズ第３弾！　一平は、自分のすし店を持ちたいと願いながら、事故で死んでしまった、ゆうれい。天界から店を持つことを許され、困った人を助けるために地上で回転ずしの店を出す。お菊さん、かっぱのガタロウ、そして手長小僧のてっちゃんもお手伝いとして活躍。
　白浜町に住む小学４年生の潮は、クラスメイトの友一にいじめられたが、とつぜんオープンしたふしぎな一平ずしで真相が明かされ、問題が解決した過去を持つ。友一の妹・綾乃も霊感があり、潮と綾乃が、ゆうれい回転ずしの営業マンに任命される。
　こまった人を見つけるのが営業マンの仕事。今回は潮のクラスメイトの天才少女・理恵を救ってあげたいと、潮と綾乃は思うのだった。
　椋鳩十児童文学賞受賞の佐川芳枝が描く、、ホロリときちゃう、おいしい人情物語。

１、観音堂に来た親子
２、一匹おおかみの女の子
３、ネコのテオと友だちに
４、ゆめは料理研究家
５、料理ノートをさがせ！
６、シマテンのぎゃくしゅう
７、おれたちの作戦会議
８、天界からのおくりもの
９、たまご焼きのひみつ


佐川 芳枝［サガワ ヨシエ］
著・文・その他

やぎ たみこ［ヤギ タミコ］
著・文・その他

内容説明

ふしぎな回転ずし、今夜も開店…！天才少女を助けるために、潮くんと一平ずしのようかいたちが、力をあわせて大かつやく！！椋鳩十児童文学賞受賞作家が贈る大人気シリーズ、第３弾！小学中級から。

著者等紹介

佐川芳枝［サガワヨシエ］
東京都生まれ。『寿司屋の小太郎』（ポプラ社）で第１３回椋鳩十児童文学賞を受賞。東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある

やぎたみこ［ヤギタミコ］
兵庫県姫路市生まれ。武蔵野美術短期大学卒。イラストレーターのかたわら、絵本を創作し、第２７回講談社絵本新人賞佳作を受賞後、『くうたん』（講談社）でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小夜風]

【小学校】ゆうれい回転ずし3冊目。このシリーズ、毎回読んでいて苦しいなぁって思ったのですが、家族の死が必ずあるし、子どもたちだけの問題でなく大人たちの問題も絡んでくるので、子どもにはどうにも出来ないもどかしさが重苦しいのかなって思いました。卵焼きのレシピは真似してみたいな。

2015/12/01

[る＊る＊る]

目新しい新刊本&絵が「ほげちゃん」の〝やぎたみこさん〟だったので、借りる。…あれ⁉︎3巻目(^^;; 主役は池上一平、26歳。最初に自己紹介があるので、途中巻からでも大丈夫！天界から、美味しい料理（寿司職人）を作ることに未練があり、お釈迦様の計らいで下界へ。料理を通して人を幸せにしたり、はげましたりする役目が任されている。手伝いの幽霊が3人。憎めないキャラで、可愛い♡ 今回はクラスの女の子同士仲間割れの解決。中に浮く回転ずし、やっぱり怖いけれど…行ってみたい…⁈

2015/03/22

[しーまま]

表紙に惹かれて手に取ったら、シリーズの３冊目でした。とりあえず積読しておいて、１冊目から順番に読んで、やっとこれが読めました。強くて頭がいい理恵ちゃん、かっこよくて素敵です。

2015/03/16

[lovemys]

これはあまりにもひどいですな！　亡くなった母親のものをとるなんて！　あまりにも大人たちがひど過ぎるシリーズですが、ちゃんとやっつけてくれるので、まぁ、いいかな。しかし、出てくるお寿司が高級すぎる……。塩水ウニにアワビとは……。なんとも羨ましい！

2021/08/07

[くぅたん]

小学校の図書便りで見て。大人にとっては特に意外な展開！とかはないが、安定感のある小学生が読みやすい文章だった。シリーズなので、本を読む習慣に良さそう。

2018/04/08