出版社内容情報
都心から1000km離れた東京の物語。 ここも東京都といわれ、小笠原の父島に転校してきた翔は、熱帯に近い島の風物すベてにおどろきの連続だった。ウミガメの産卵、戦闘の跡……、翔は島に魅せられる 小学上級から
内容説明
翔は五年生。母親の仕事の都合で、東京都小笠原村に、いやいやながらやってきた転校生だ。でも、亜熱帯の父島の自然は、そんな翔のゆううつをふきとばしてくれた。イルカやクジラとの出会い、ウミガメの産卵、色とりどりのふしぎな植物…、すべてがおどろきの連続だった。そんなある日、島の探険にでかけた翔と仲間たちが、洞窟で見たものは…。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
9
久しぶりに図書館に行ったらおすすめ!ってででたから借りてみた。小学校上級生からの本だからちょっとお子様かなって思ったけど、環境問題とか考えさせられるステキな本でした。2022/10/20
myc0
8
前回読んだのは、小2で関東から札幌へ戻ってきたときに地元の図書センターで借りた時。あれから26年ぶりの再読。母の仕事の都合で、急に東京から1000キロも離れた小笠原諸島・父島へ転校することになった小5の翔。子どものころから転勤の多かった私は、特に札幌行きになんの感慨もなかったけど。よくわからないままに住む環境が変わってしまうことに対して、とても感情移入をした思い出。悩みながらもでもしたたかに生きる翔はさすが高学年生。1000キロも離れた東京都。ウミガメのいる島、私も行ってみたい。2022/03/20
ののはな
7
息子に好さそうと適当に借りた1冊。先に息子読了。「めっちゃ面白い」だそうで。小5の翔(しょう)が主人公、母の仕事で小笠原村に越してきた。父島の自然に触れ、驚きの連続のなか、ある洞窟を見つけ…と書いてある、そのうち母も読む予定。2011/07/16
はな
5
東京の島に引っ越した家族と島の人たちとのお話。 読む時期がよかったのかもしれないけれど、私の中では、かなりの傑作です。 この本を読んでなかったら人生少し違っていたと思う。この本を読む機会を作ってくれた方に感謝してます。マイナーなだけに…絶版なだけに…児童書だけど、いつからかトトロで泣いてしまう大人は読むべし。2015/11/19
kayarink
1
一年生の息子に読んでほしいなと思いつつ、私が一気読み。小笠原行きたくなりました。あと、小笠原の歴史知りたくなりました。元気もらえます!2014/11/14