内容説明
夏休みのはじめ、あゆみのところにとつぜんイソウロウがやってきた。口は悪いうえ、鼻がまがるほどくさい小人の魔女だ。しかも彼女は記憶喪失。呪文の最後にとなえる、自分の名前が思いだせない。魔女を手助けするうちに、あゆみは未知の世界へ誘拐されてしまう。小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
18
「百万年にひとりといわれる天才魔術師」のくせに詰めが甘いティング君。まずは「三つあみの姫君」と「友だち」になるべし。2012/08/25
Nyah
10
夏休みのはじめ、あゆみが拾った居候。口汚く悪口言うし、臭い小人魔女だ。魔女は記憶喪失で、自分の家も名前もわからない。魔女は領事館に行けば名前がわかるはずと。魔女を手助けするうちに、あゆみは誘拐されてしまう。一所懸命な魔術師が無謀な戦いを始める。2020/02/07
さんもじ
7
図書館本。面白かった。子供の頃に読んだことがあり、登場人物の名前は“聞いたことある”と思ったが、最後はどうなるんだっけ?と結末を覚えていなかったので読むのが楽しかった。絵は、子供の頃に読んだ本の絵と違った。残念。2025/10/05
黒うさぎ
3
夏休みには読みたい一冊。 かわいくない魔女と、かわいげのない女子とイガグリ頭の男子なのになぜか柏葉幸子作品の中で一番好きだった。 新しい世界の扉は、路地の片隅、空の上、天井うら、あるいは列車の向こうにきっと存在する。 魔女がアイスクリームを食べてる姿がなんか可愛くて好き。2014/07/17
ともこ★
1
悪者か、と思うと、逆転していくのが面白かった。魔女の部屋を作るイガクリは凄い。2014/09/03




