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内容説明
内憂外患の激動期。松陰はついにアメリカ密航を決意した。1854年3月28日早暁、めざすは下田沖に停泊中のペリー艦隊。松陰は盟友金子重之助と共に勇んで小舟を乗りだした…。日本を憂い、自ら維新の起爆剤となって行動し、30歳で散った変革期のリーダー吉田松陰の生涯を描く。完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hippos
18
軽々しい右とか左の思想じゃなくてまさに生命を賭しての学問への対峙と教育への情念。信念の人。見習いたい。2021/08/07
RED FOX
17
22歳から。大人になっていよいよピュアな松陰先生。看守だろうと牢名主だろうと出会う人に講義をしてしまい、また尊敬を集めてしまう。また彼の父母はもっと素晴らしい、父母に感謝ですね!(^^)!2017/10/07
あい
13
恥ずかしながら、松下村塾と安政の大獄というキーワードでしか知らなかった吉田松陰。彼の「攘夷」の考え方には、なるほどと膝を打ちました。30歳とは思えぬ教育者としての”姿勢”は、現代でも見習うべき素晴らしいものだと感じました。今の日本人を見て松陰はなんと詠むのでしょう…。怠惰に過ごしている身には、かなり刺激的な読書でした。2021/01/06
0717
9
何か読みながら、松陰先生の死と安倍さんの非業の死が重なって感じられて・・・。奇しくも松陰先生の命日10月27日に読了。2022/10/27
本を読むゴリ
9
私の歴史小説狂いのきっかけとなった山岡荘八の吉田松陰。 司馬遼より先に読むべきだった。2014/02/02
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