- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 歴史
- > 講談社 山岡荘八文庫
内容説明
尼子六万の大軍が吉田郡山城を囲む。対する毛利元就の総勢はわずか七千。長子隆元を人質としてまで頼った大内義隆からの援軍もなく、城を枕に討死覚悟の将士に元就は自信に満ちた声で告げる。「この戦、勝った!」。元就のあざやかな智略…。だが皮肉にも、その勝利が、元就をいっそうの苦難へ追いこんでいく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
51
戦に次ぐ戦が描かれます。元就の智略が鮮やかでした。しかし、その勝利は一層元就を苦難に導いているのが時代の残酷なところと言えると思いました。厳島合戦までが描かれているので、その後の毛利の行末が気になります。2023/02/24
優希
40
厳島の戦いまでの戦いに次ぐ戦いが描かれます。その先の毛利はどうなるのか気になって仕方ありません。2022/04/08
ちばと~る
16
...謀略、陰謀ドロドロな展開を期待してたのに〜元就公が清廉潔白すぎる〜。月山富田城撤退戦時の渡辺通の身代りの件も無し...全体的にアッサリ目っすね〜。陶晴賢を厳島に破ってアッサリ終わり〜その後の山口制圧〜尼子攻めが面白いのに〜残念!!2013/02/15
Kaz
9
毛利元就について深く知りたかったのですが、物足りなかったです。非常に残念。皆さんの感想を読んで、山岡氏のオリキャラがたくさん出ていると知り、またまた残念。2015/09/19
さきん
9
尼子六万の大軍が吉田郡山城を囲む。対する毛利元就の総勢はわずか七千。長子隆元を人質としてまで頼った大内義隆からの援軍もなく、城を枕に討死覚悟の将士に元就は自信に満ちた声で告げる。「この戦、勝った!」。元就のあざやかな智略…。吉田郡山城跡の縄張りは見てみたい。尼子氏は毛利元就がいなかったら中国地方を制覇したかもしれない。何しろ石見銀山を保有し、今では考えられない富を享受していたからだ。2015/07/23
-
- 和書
- 栄養学各論実習書