内容説明
ぼくの完ぺきな授業妨害作戦も、グレンジャー先生には通じない。だけど、おもしろいことを考えたよ。新聞やテレビのニュースにもなってアメリカじゅうが、大さわぎ―。いつもとんでもないことをしでかすニックときびしい国語の先生との“ことばの戦争”。この勝負、最後に勝つのは、どっち?小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
45
発想豊かな小学5年生のニックが考え出した、ちょっとしたイタズラが全米中に広まり大騒動に。国語の先生から言われた「あなたですよニコラス」から頭に浮かんだのは「ペンをフリンドルと言う名前に置き換える」でした。最初は仲良しの友達を使ってお店にペンを買いに行き「フリンドル」くださいと言い、段々と小学校中に、そしてニュースで取り上げられて全米中へ。そんな騒動の中、ニックの両親とグレンジャー先生の対応が素晴らしかった。親や先生に理解がなかったとしたらと考えると怖いものがあります。2019/01/28
杏子
20
昔の作品だったけれど、面白く読めた。ペンがペンという名前になったのはなぜか?とか、物の始まり的な?ことまで考えてしまう。ニックという少年はすごいね! ペンにフリンドルという名前をつけて、その名前でしか呼ばなかった。他の子どもたちも巻き込んで! 面白い!!グレンジャー先生も味があり、よかった。まさかアメリカ中に広がるなんてね!でもよかった。 ただ残念なことに、この本も今や普通に買うことはできない。いい本が次々に消えていくのは悲しくなる。2020/06/11
kyonkyon
7
新しい言葉は、こうやって生まれてくるのでしょうね。ニックが、いたずら心で流行らせた、フリンドルという言葉が、学校だけでなく町中を巻き込んだ騒ぎに発展していく。10年後には辞書に載るまでになるわけですが、これはひとえにニックの人柄によるものでしょう。賢く、ユーモアにあふれ、正義感も強く?家族からも愛される少年。流行語大賞に選ばれたからといって、簡単には辞書に載らないでしょうね。2016/09/28
みかん@道北民
7
図書館ねずみだったかなぁ?。この本が絵の中にあったので探してみたらあらすじが面白そうだったので借りてみました。言葉をめぐる戦争ってなんだ?と思ったのですが、なるほど!すごいなニック!どんな職業についてどんなことをなしとげるのか楽しみな子供です。でも何よりもニックの周りの大人が素晴らしい。こどもをきちんと見ていてお金に目が眩まない両親やなによりも先生!なんて素晴らしい教育者ですか。感動的な物語なの?と思いつつ読んでいたのですが、本当に感動しました。勿論大人もですがニックと同じ年頃の子に読んで貰いたいかも。2013/06/14
timeturner
7
いやあ、痛快! ユニークな少年の魅力がきらきらしてる。主人公を引き立てるために周囲の人間をおとしめたりしていないのもいい。ニックとグレンジャー先生がお互いの力を認めながら、対等に公平に戦う姿がすてきです。2013/04/01