内容説明
ニックは九歳の男の子。家族は、牧師のお父さんに、お母さん、それと、ふた組のふたごの弟や妹がいる。ある日曜日、昼食はニワトリのまる焼き。ごちそうさまのあとは、いつもどおりの「ウィッシュボーン」の儀式。でも、その日のウィッシュボーンはいつもとちがっていたんです…。どんなねがいもかなえてくれる、ウィッシュボーンを手にいれた日から、ニックのまわりは大さわぎ!小学3・4年生から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
2
日本では、あまり馴染みのない「ウィッシュボーン」ですが、これはいわゆる「おみくじクッキー」みたいなもの。鳥(ニワトリとか、七面鳥など)の鎖骨を、ウィッシュボーンと呼ぶ。これを食事時に、2人で引っぱりあい,大きいほうの破片を取った者の願いがかなえられるという言伝えがある。その「ウィッシュボーン」に、実際に魔力が備わっていて、主人公ニックが手に入れた。彼は、それを、どのように使うのか?これが本作のテーマである。貴方だったら、どんな願いをするのでしょうか?2014/04/06
チルチルみちる
1
ニックは5人兄弟の一番上のお兄さんとってもいい子でこんな息子が欲しかった(^^)dでも、彼のお父さんは牧師。たくさんの子どもたちを優しく見守るお母さん両親のおかげなのでしょう。魔法が使えたらどんな事に使うかな…2014/11/16