内容説明
出稼ぎに行ったまま帰らない父親。その父親をさがしに出かけた母親も、消息をたってしまった。残されたアイリー、マイケル、ペギーの子どもたちが生きていくためには、救貧院へ行くしかない。でも、そうなれば、もう2度と両親に会えないかもしれない。そう思いながらアイリーたちは、遠いところに住むという、見知らぬ大おばさんの家へ行く決心を胸にひめ、救貧院へむかう列にくわわった…。19世紀半ば、大飢饉にみまわれたアイルランドの史実をもとにえがかれた、子どもたちの勇気と知恵にみちた感動の旅。小学4年から。
感想・レビュー
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- 洋書
- Thyeste