内容説明
核シェルターの中に閉じ込められた男女4人…3カ月前の事故の真相とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukision
39
密室に閉じ込められた4人の男女の会話を通して犯人を捜すミステリー。事件としては複雑ではないものの、次々提示される新事実に振り回された。2020/04/17
ゆき
7
★★★☆☆:地下の核シェルターに閉じ込められてしまった男女四人。数ヶ月前に事故死した娘の母親が仕組んだことらしく、壁には「お前達が殺した」との文字が。四人が事故当時の様子を話していくうちにいろいろな事実が見えてくる。次々と謎の提示と仮定が行われていくので興味をひかれ読む手が止まらなかった。事件の結末自体は「あぁ、なるほど。そういう事だったのか」と納得のいくものだったが、それよりも、事実をひた隠しにしていた人物の心理を考えるとじわじわとこわくなってきた。2014/07/19
🐰
5
男女4人の密室劇ミステリー。3ヶ月前の事件の検証と密室からの脱出の模索の模様が描かれます。このジャンルはいかに会話だけでアクロバティックに展開させられるかが肝だと個人的に思ってますが、地に足ついた結末に落ち着いてしまった印象。ウザいけど不快ではないギリギリのキャラクターの造形が上手いです。2018/07/08
カナコ
5
咲子の死の真相が・・。キーパーソンである母親が、空気化している。2016/12/24
ゆづきち
5
核シェルターに閉じ込められた男女4人のお話で、ちょっとしたミステリーを読んでみたいと思って出会った本。だんだんと1つの事件が解明されていくんだけど、最後になるにつれて真相が知りたくなっちゃって一気読みしました。真実には納得もできてびっくりもしたけど、一番驚いたのは殺しだって見極めてた母親かな!2016/06/05
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