内容説明
企業の消長は参謀役の優劣にある。かつて日本軍の超エリート集団だった参謀の実態をえぐり出し、熾烈な今日の企業戦争にうち勝つためのノウハウを、具体的戦術や人材育成の方法から得る。
目次
第１章 参謀とはなにか
第２章 参謀の基本業務
第３章 作戦参謀論（ウェデマイヤーと「戦争計画」；作戦参謀とトップの関係―ルーズベルトとマーシャル；日本の代表的作戦参謀―秋山真之）
第４章 情報参謀論
第５章 兵站（へいたん）参謀論
第６章 人事参謀と特殊参謀
第７章 参謀の選抜と教育（陸軍大学校の選抜試験と教育内容；海軍大学校と総力戦研究所）
第８章 理想的企業参謀への道（メッケル少佐の参謀教育；参謀の理想像）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
呑司 ゛クリケット“苅岡
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この本を読むと司馬遼太郎の坂の上の雲が気になって、秋山真之がもう一度読みたくなるから困る。国際関係、技術革新、世代交代の三つを俎上に乗せながら、司馬さんの８巻をもう一度読みたくなり、体力との相談をしている。年功序列も上意下達も古くなった今時の企業にはどう役立つかは分からないが、懐かしく感じながら読んだ。2020/12/21
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