著者等紹介
ブリュノフ,ロラン・ド[ブリュノフ,ロランド][Brunhoff,Laurent de]
1925年、フランスに生まれる。「ぞうのババール」シリーズの作者、ジャン・ド・ブリュノフの長男。早世した父親のあとをついで、1945年以降、ババールシリーズの作画を手がけ、アメリカ移住後はアニメーションの制作にもたずさわる。アメリカ合衆国コネティカット州在住
ふしみみさを[フシミミサヲ]
1970年埼玉県生まれ。洋書絵本卸会社勤務を経て、海外の絵本の紹介・翻訳につとめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
36
ほわんと柔らかそうな不思議な男の子ボノム。なんだか妖精さんみたいです♡ 子供の純真さと、話せばわかる大人、そして何者にもとらわれないボノム。ほわんほわんと優しいお話でした。ღ˘◡˘ღ♡.。oO(1965年)2017/01/12
たまきら
25
娘が手にしたのは「ボノム」だけのタイトルでしたが、同じ本なようです。ふしぎなボノムと女子の友情と、その友情に様々な形で干渉してくる人々のお話です。けれども最後に二人が手に入れた日常に、なんだかほっとしました。2020/10/09
yumiha
25
『ボノム』の次巻だと思い込んで2冊同時に借りたら、同じ本だった(汗)絵は同じだが、印刷された地の色が微妙に違うので印象は別だし、訳者が違うせいかタイトルもじぇんじぇん違うんだもの、次巻と思い込んでしまった私、しょうがないよね(と、言い訳がましい)。本書には、真っ先に「『ボノム』はフランス語で小さな男の子の意味です」という断り書きがあるではないか!!チンパンジーの「ボノボ」とは違うのねん(汗)頭についているとげに惑わされて、人間とは他の生き物と思い込んでいた。原文が短いからか、訳の優劣はつけられなかった。2015/09/18
小夜風
23
【図書館】山に囲まれて暮らしているので、遠くの山のてっぺんに誰かがいるように見えるのは凄くよく判る。今ならそれは鉄塔とか何らかの建物なんだと知っているけど、もしかしたらボノムが居たのかもしれないね♪シンプルだけど味わい深い絵本♪2015/04/22
ナハチガル
15
来た来た!これこれ!あまり読まれていない古い絵本に傑作を発見すると数日は気分がいい。原作は1965年。トトロとかE.T.みたいに、子どもとだけ心を通わせる異形な存在の原型ってなんだろう?キングコングかな?違うか。よく分かりませんが、そういった物語りの典型として非常に完成度が高い。最後に大人の視点に切り替わり、果たしてエミリが本当にボノムと再会できたのかは語られていない。このある種ぶっきらぼうな突き放し方は昨今の絵本ではなかなか味わえない。語らないことの大切さが分かる傑作。A++。2015/09/14
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