出版社内容情報
北欧の詩情あふれるファンタジー童話。 暗くて寒い森の中。パパはいないし、おなかはぺこぺこ。でも、ムーミントロールとママは進みます。ほんもののお日さまの光にあふれる、暖かい場所をもとめて…… 小学中級から
内容説明
暗くて寒い森の中。パパはいないし、おなかはペコペコ。こわい生きものも、たくさんいます。でも、ムーミントロールとママはすすみます。ほんもののお日さまの光にあふれる、あたたかい場所をもとめて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
75
ムーミン谷の彗星の前作があると知り、早速借りてきた。スニフとムーミントロール一家との出会いもこれでわかった。身長30センチくらいの様々なトロールたち。ムーミンママが、こんなにも活動的だとは思わなかった。児童書だけど、子供の頃観たテレビを思い出しながら、また、大人になってしまった心で妖精のトロールの暮らしを見ると、現実とは違う世界に…トロールの生きている世界に逃避できるのかも。自由な生き方の裏には責任がそっと隠れている。だからこそ、共同生活ができるのかもしれない。2014/11/25
おいしゃん
43
適当に手にとって読んでみたが、ムーミンシリーズの第一作目とのこと。ムーミンママはやはり偉大だ。2014/06/02
sui
23
旅に出たまま行方不明になってしまったムーミンパパを探しに、旅に出るムーミンママとムーミンの物語。カバーはこれではなく、限定スペシャルカバーの9冊セットを以前購入しました。ずーっと積んでた・・・。今更ながらムーミンにはまりつつあります。挿絵も素敵で、じっくりじっくり読みました。これが第一作目なのだと思うとわくわくします。2016/08/23
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
18
ムーミンの小説があると知ったので、まずは第一作を読みたいと思いこの本を読み終えた。日本のアニメとはイメージが違い、かなりシリアスな内容も含まれていた。ハッピーエンドで終わっているが、明るいストーリではないと感じた。パパを探す道中の数々のエピソードにハラハラさせられた。2020/05/21
くみ
18
前書きで「ハッピーエンド」と書かれていたので設定のシュールさに驚く。ニョロニョロにそそのかされて家出したパパを探しに旅に出るママとムーミン。途中食料はなくなる、洪水は来るでかなりの冒険です。嫁さんと息子にこんな苦労追わせるなんて何て道楽者なんだ、ムーミンパパ。。途中人間も割と出てきます。お菓子の庭園を作る男性、赤い髪の男の子やチューリップの女の子。特にチューリッパと男の子のエピソードはこの中で唯一(個人的に)心暖まる流れで好きです。2019/03/16
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