内容説明
もう一度しっかりと考える親と子のあり方。動物のかわいい親子写真もいっぱい。
目次
仏説父母恩重経(原文―仏説父母恩重経;現代語訳―仏の説きたる父母の恩の重きを教えた経)
お経の成り立ちと『父母恩重経』
『父母恩重経』の読み方(「恩」とは?;『父母恩重経』の説く十恩;恩を知る;恩を施す)
付録 親と子の金言名句人生訓
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
昭和11年、大阪に生まれる。昭和35年、東京大学文学部印度哲学科卒業。昭和40年、同大大学院修了。気象大学校教授を経て、現在、大正大学客員教授
内山晟[ウチヤマアキラ]
昭和16年、東京に生まれる。昭和40年、日本大学芸術学部を卒業後、フリーの動物写真家となる。日本写真家協会・日本自然科学写真協会会員
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感想・レビュー
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りんふぁ
2
様々な動物の親子の写真が入っている。文字も大きい。最初に原文と訳、のちに解説となっている。大乗にでき、インドではなく中国で作られた仏典を偽経と呼ぶのは知らなかった。これは偽経になるそうだが、十分仏陀の教えはあると思う。親に葛藤があり、苦手なお経ではあったが、解説を読んでストンと腑に落ちた。どんなに否定しても、親は親。そして物心つく前にどれだけ愛情を注がれていたのか覚えてないのも事実。我見に捕らわれず、感謝が湧いた。2017/03/31
アムリオ
0
「恩を返す」のではなく、「恩を布施する」という部分はハッとさせられた。 give&takeな貸借関係ではなく、見返りは求めずに与えきる。習慣化できるように実践していきたい。2023/04/26