出版社内容情報
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなご
26
三姉妹探偵団シリーズ第9弾。成田空港で次女夕里子は不思議な光景を見た。姉の綾子が見知らぬ男性と出発ロビーに向かっていたのだ。不審に思って帰宅すると、綾子からのトンチンカンな置手紙が。音楽の都ウィーンでなぜか嫉妬と殺人事件に巻き込まれてしまった三姉妹。ついに三姉妹が海外に進出しました。今回も綾子のおとぼけぶりが面白かったです。2013/12/28
LUNE MER
16
前作までのシリーズ作は土曜ワイド劇場的な空気を纏っていたのに対して、今作は劇場版の香り。舞台も日本を飛び出してウィーンに。入り乱れる登場人物の人間模様もなかなかドラマティック。国友さん、今回もなかなか大変だったけどかなり役得な感じだったのでは?2023/05/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
8
三姉妹にはいつも驚かされる。 事件はいきなりウィーンにて。 ウィーンの名所と、ウィーンでの食べ物が出てくるところがよい。 赤川次郎には、音楽家との対談もあることを解説で知りました。 そちらもぜひ、読んでみたいと思いました。 (7)と同様、長女の綾子が活躍します。 最後の結末で未整理の問題があるような気がするのは、三姉妹に免じて、忘れましょう。2011/05/11
coco夏ko10角
5
綾子本人が中盤まで登場せず、ウィーンに行ったのはなぜなのか全く分からないまま読み進めたのが新鮮(いつもはたいていそっちサイドの話も交えて書くので)。今回は特に夕里子メイン。スリッパで殺人事件!って思ったけど、意外性抜群でそんなのあったら読んでみたいなぁ。2013/03/21
ネコタ
4
事件に巻き込まれついに海外進出の三姉妹。いつも大変なのに海外まで行ってしまいました。2012/10/28