内容説明
グリーン上での父と子の再会、異母兄弟の優勝争いと和解、老プロゴルファーの秘話、デビュー3戦3勝してペルーへ渡った若者の笛…、勝敗や技術の極限の先に広がる人生のドラマを、愛と友情の形で切り取った、感動の小説集。ゴルフを知らない人も涙が止まらなくなってしまう“落涙小説”ナンバー1。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DK
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12編収録の短編集。ゴルフをテーマにした珍しい作品集である。タイトルが直截示すように、完全に「泣かせ」を志向しているあざとさが若干鼻に付くのだが、とは言っても、やはり涙腺が緩んでしまうのはしょうがない。ゴルフという孤独にして誇り高きスポーツを中心に据えながら、親子・夫婦・友情・出会い・別れ・動物(!)と泣ける素材をふんだんに盛り込んだ「いい話」集である。ゴルフっていいなって思えてしまう。2009/09/27
Mac
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既読と知らずに再読。 タイトルが過去に三回変わってる本だったらしいですね。 ただ、また泣いちゃいました。2018/08/06