内容説明
勤め先が近かったために、飼い猫に職場を知られてしまった。その日から彼女は私と共に出勤するようになった。京都から東京に居を移し、愛猫たちと暮らし始めた若手気鋭の詩人・園田恵子。なぜかふりかかる、迷惑だけれどおかしなでき事をユーモラスに描いたエッセイ全三十二篇。猫好き映画好き必読の書。
目次
よい子の住んでるよい街は…
隣は何をする人ぞ？
クリスマス・イブはひとりきり
昼と夜の間でおじさんは変わる
桜咲き乱れる谷中墓地に迷う
夏のバーゲンでイメージチェンジ
有明コロシアムでＣｈａｒに会う
銀座で映画狂の日々
東京国際映画祭で渋谷の夜は更けて〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
FuSa
5
キャッツミャウブックスにてお迎えした一冊。詩人としてデビューした女性のエッセイ集。30年も前のため、時代だなぁと感じる雰囲気や描写が多数。猫の飼い方とか。 とはいえ、とても文化的な生活をされていて素敵。2025/08/16
