講談社文庫<br> 蒼氓の大地

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講談社文庫
蒼氓の大地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 455p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061856233
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

日本人であることを一枚一枚削ぎ落とされてゆく一世。多民族国家ブラジルに根を張ろうとする二世、三世。そして四世たち…。移民、野村峯夫一家が苦闘の末やがてテーラ・ローシャの大地にゆたかな実りをもたらしてゆく足跡をたしかな筆力で書きあげた渾身の力作。第十三回講談社ノンフィクション賞受賞。

目次

わが妻のルーツ
旅立ち
樹海
失意の大地
黄金の三角ミナス
イーリャ・グランデ
天草の移民
ひとすじの光
帰国
二つのナシオナリザソン
それぞれのパールハーバー
強制収容所
闇の刻
短波放送
血涙
鮮やかな幻影
迷える回帰
ガイジンの嫁
天然色家族
礎たちへのレクイエム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Urso

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ブラジルへの移民が始まった背景から現在まで、著者が自分の奥様(日系ブラジル3世)の祖先の歴史をたどり、妻の祖父母(1世)を軸にしながら「移民」を深く描いた作品。公の資料に加え、日本⇔ブラジル間でやりとりされた手紙などにより、当時の移民の方々の生活や感情がとてもよく伝わってくる。2012/08/23

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