出版社内容情報
【内容紹介】
イギリスのミュージシャンFと結婚したウイは1人娘マヤを生む。が、Fとその母親たちのエゴと異国での生活に疲れたウイは4歳のマヤを伴って日本へ帰国する。3年後、愛らしく成長したマヤは残酷な運命の下、車に轢かれ死ぬ。マヤを失ったウイとFは葬儀の日に再会したが……。泉鏡花賞受賞の愛の佳品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あやす
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子どもがマヤみたいだったら結構困惑するだろうな、ほぼノンフィクション?なのかな、すごく伝わってくるものがあります2014/09/20
パヤパヤ
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これは芥川候補(随分昔)の寸評(大江)がきっかけで最近興味をもって求めて読んだもの。なんらかの構成を持てば小説としてもう少し効果的に読者に伝わるところを、あたかも気の向くままま書き綴り予定の枚数で書くのをやめたというような瞑想作風のため、その後彼女が凝ったらしいニューエイジ思想は、娘の死に始まったという手記にも読める。その突拍子の無さは当時もてはやされたのだろうか。私には納得もいかず、困惑、又は滑稽ですらあった。作者は活動時専ら英国滞在ということからくる異文化考察とジャーナリズム的価値でもっていたのかな。2010/09/10
ミカヅキカゲリ
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実話かな。2011/03/04
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