講談社文庫<br> 中国の歴史〈2〉

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講談社文庫
中国の歴史〈2〉

  • 陳 舜臣【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 586p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061847835
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0122

内容説明

群雄割拠の時代を経て、中国に大統一時代が訪れる。戦国七雄の確執の後、力強いうぶ声をあげたのは秦だった。だが大政権の誕生は、政権内部そのものにさまざまな矛盾を生み、秦の天下も束の間に滅ぶ。覇権はやがて漢(前漢)へと移る。―滔々たる時の流れの妙を平易に語る中国5000年の歴史シリーズ。

目次

大統一時代(泰山風物;百家争鳴;戦国七雄;蜀と楚;乱世の果て;天下統一;万里の長城;漢楚争う)
漢王朝の光と影(大風の歌;創業;呂后の時代;馬王堆は語る;休息の時代;若き武帝と女たち;溢れる力;秋風の辞;冬にむかう;余韻の時代;外戚の時代;王奔の道)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

22
「三国志」の時代。アニメやドラマで知っている話があるので面白い。陳舜臣の中国史は武将よりも策略家を中心に歴史を読む。『史記』の司馬遷と考え方が近いのかも。楚の屈原とか出てくるので嬉しい。屈原は楚という民族性か感情が激しい人だった。王の周りの官僚は秦との同盟論が主流で追いやられていく。楚は次第に秦に占領されていく。その恨みが「楚辞」という詩になった。「四面楚歌」の項 羽とか。漢詩や漢文の引用も多い。あと劉邦(劉備と混乱した)が女にだらしないヤクザの親分肌。呂后の残虐性は則天武后と勘違いしていた。2025/01/26

Tai

20
春申君や呂不韋、王をしのぐ権勢家が簒奪一歩前まで行く。簒奪劇を期待する気持ちが一般にあり史記に残る。異常の人が天下統一を成す。始皇帝は魔性を秘めた人物。言葉で法を乱す儒者、武によって禁を犯す侠者、共に「法」に背いている。国家の根本「法」に反する者を優遇すべきでないと説く韓非は始皇帝好み。一方、荀子は、其れ殆ど儒無ければ邪、とし王道に秦は及ばないと説く。儒者が実際の政治面にも強い影響を及ぼし始めたのは、武帝の時代。李陵の降伏、弁明する司馬遷を武帝は腐刑に処す。司馬遷は自決すべきところを筆をとる為生きる。 2023/03/19

Akihiro Nishio

13
秦による全国統一から前漢の簒奪まで。秦の全国統一は始皇帝によって一気に成ったのかと思っていたが、何代もの王の間に数多くの戦争をして少しずつ領土を拡張したことを知った。それに比べて秦の滅亡はあまりにあっけなく、漢の成立は実に素早い。前漢は簒奪されたが、皇帝は後宮に何十人という后を持って、そこで生まれた子供を広い中国各地に王侯として封じ、また各地で何十人と子供を産む。チャンスがあって簒奪したところですぐにオセロのようにひっくり返されるのは目に見えている。なぜそれがわからなかったのか。2016/02/19

9
群雄割拠する時代から秦の始皇帝へと至り、そして有名な劉邦と項羽が登場する。彼らの話はかなり割愛されたのだろうがそれでも時代の躍動を感じることが出来た。正直こちらを主題にした本を読みたいと思ったほど。漢の功臣排除は人間的魅力があったといわれる劉邦でもその辺は抜かりなかったのだなと思った。呂氏の専横から徐々に力を蓄え武帝で花開く過程はわくわくする。その勢いのために後代が疲弊し、盛り返すことができず簒奪の憂き目に遭うことになるが…。王莽の登場と退場は失敗したからの汚名だとしてもこれではとため息をつきたくなる。2013/01/31

鴨の入れ首

5
第2巻は戦国時代開幕から秦と前漢そして王莽の簒奪までを概説していました。楚漢戦争の大まかな流れを追うことができたのは個人的に有難かったですね。かなりボリューミーでしたが面白いので一気読み出来ました。王莽の登場も唐突ではなく、背景にはこれまでの積弊があったのですね。非常に興味深い本でした。2025/04/22

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