内容説明
憧れの丸の内界隈に棲息するヤングエグゼクティブとOLたち。ギョーカイ自由業人を代表して泉麻人が生身の彼らにあれやこれやおつきあいいただいた“ニッポン組織社会人”サラリーマンのアフター5生態学。ビジネスランチや接待ゴルフ、カラオケ作法など増補改訂版“丸の内業界用語事典”もついています。
目次
序章 丸の内、とは…
1 物産マン「豪州に技あり」
2 伊勢丹レディ「神秘の構図」
3 新人研修生「熱きこころに」
4 電通マン「正しい接待ゴルフ」
5 東京海上OL「完全なる結婚退職」
6 ビール営業マン「一瞬の夏」
7 人事採用マン「当世就職事情」
8 女性秘書「ひそやかな愉しみ方」
9 富士銀行窓口嬢「マドンナたちのサツカン」
10 NTT104嬢「電話口のマザー・テレサ」
11 東証場立ちマン「財テクを支える男たち」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさー
2
泉麻人さんが、丸の内の「商社マン」や「銀行の窓口の女性」といった人に取材した連載をまとめた一冊(イラストは蛭子能収さん)。文庫の発売が90年ゆえ、80年代後半の空気を感じられます。文庫の解説代わりとして、「シャインズの対談」が載っているあたりに時代を感じます。2023/08/25
edoanvil
1
30年経てば各職業のイメージが大きく変わっている。職自体も変わっている。職業自体の解説とは違い衆愚の持つイメージをまとめた物は希少であり、品の無い時を懐かしむ際には価値がある。2020/06/03
みにうさぎ
1
サラリーマンなら典型的なことなど垣間見れて楽しかった。今となってはない風習も含め。いい時代だ…。2014/08/27
なるー
1
バブル期のサラリーマンの生態がわかる、今となっては歴史書2010/05/01
のんき
1
1990.4.15 第1刷
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- 和書
- 近世演劇攷 研究叢書