内容説明
幼いふたりの娘を残して母はクリスマスの夜とつぜんと失跡した。それから３０年…。埼玉県隈ケ谷警察署に殺人現場目撃の匿名の手紙が届いた。それを裏づけるように金融業の男の他殺体がみつかり、男の貸し金庫からは一枚の暗号紙片が。事件は謎はらむ展開に！父娘合作で話題をよぶ感動の本格推理長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃー
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まず暗号がどうかと思う。都合よすぎ？作る側から考えねば。あとはアリバイトリック。物理トリックは…。キャラが魅力的でない。鬼貫の方が好き。2010/05/25
コマンドー者
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もともと昭和３０年代に鮎川哲也氏と公募を争った作品を基にして８０年代に父娘共作で改稿した長編推理作品。暗号とアリバイ崩しが盛り込まれ、やや素人臭い作分ながら、この種の昭和のミステリー好きにはそれなりに楽しめる仕上がりである。ただ、無人煙草の物理トリックは無理やり過ぎる気がする・・。2022/11/19
