講談社文庫<br> 犯罪報道の犯罪

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講談社文庫
犯罪報道の犯罪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061839922
  • NDC分類 070.15

内容説明

たとえ犯人でも、新聞で実名報道されると本人や関係者までもが自殺、失業、村八分に追い込まれてしまう。マスコミ報道に暴走はないか。報道記者としての自己体験から、犯罪報道の匿名主義を大胆に主張、人権と匿名報道の実践国スウェーデンでの実状を初めて伝え、共鳴の大反響をまき起こした、注目の書。

目次

1 犯罪報道は私刑だ(疑惑の目でみられるのを私は耐えられない;私たちの真実の声を直接聞いてもらいたい;いつまで続くマスコミの人権侵害)
2 犯罪報道を考える(新聞はどうみられているのか;犯罪報道はどう批判されてきたか;マスコミはどう対応してきたか)
3 スカンジナビアに学ぶ(なぜスカンジナビアか;定着する匿名報道主義;ジャーナリズムの原点に立つ国)
4 人権を守る報道をめざして

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レコバ

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犯罪報道の匿名化という著者の理想はこの国では無理だということが30年かけて証明された。好奇心、応報感情、商業主義、感情論といったものに対して、データに裏打ちされた理想論ではあまりに分が悪い。2016/08/21

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