内容説明
たとえ犯人でも、新聞で実名報道されると本人や関係者までもが自殺、失業、村八分に追い込まれてしまう。マスコミ報道に暴走はないか。報道記者としての自己体験から、犯罪報道の匿名主義を大胆に主張、人権と匿名報道の実践国スウェーデンでの実状を初めて伝え、共鳴の大反響をまき起こした、注目の書。
目次
1 犯罪報道は私刑だ(疑惑の目でみられるのを私は耐えられない;私たちの真実の声を直接聞いてもらいたい;いつまで続くマスコミの人権侵害)
2 犯罪報道を考える(新聞はどうみられているのか;犯罪報道はどう批判されてきたか;マスコミはどう対応してきたか)
3 スカンジナビアに学ぶ(なぜスカンジナビアか;定着する匿名報道主義;ジャーナリズムの原点に立つ国)
4 人権を守る報道をめざして
感想・レビュー
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