内容説明
梅棹忠夫研究室で学んだ“知的生産の技術”を、だれにも分かりやすく紹介する。一地方の栄養士から秘書へ転身した著者が、日本の代表的な知性の集う現場の熱気を、素直な実感を込めて描きだす。あわせて自らの実践で身につけた情報整理術、秘書システム、発想のファイリング法など、応用のノウハウ初公開!
目次
第1章 京都大学人文科学研究所分館(小杉圭子さんと藤岡研究室;石毛直道さん;梅棹研究室開店準備;ひらかなタイプライター)
第2章 知的生産者たち(梅棹式事務の手順;フクロは先生の知恵袋;会田式整理法)
第3章 知的生産の奥義(京大型カードとマスオ文尚堂;新聞切抜事業団;知的生産の再生産性)