内容説明
専修念仏こそ民衆救済の道―それは法然の門をたたいた親鸞の確信となった。熱心に布教の道を拓く親鸞。しかし、その道の行く手に待ちかまえていたものは、内部崩壊の危機と、厳しい弾圧という試練であった―法然と親鸞、ふたりの偉大な仏者が歩んだ“白い道”を壮大なスケールで描く長編。
感想・レビュー
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よっちゃん
1
結構長い時間をかけて読み終わった。宗教も庶民を救い国を栄えさせるなどの目的で伝来したと思うが、権力者と結びつき変な方向に向かってしまうのはいつの時代も同じ。今に繋がる被差別部落の話も読み取れた。親鸞についてはわかりにくい点が多々あった。2021/02/14
