内容説明
“企業生き残り戦争”の命運を左右する「企業参謀」集団―ロングセラー『企業参謀』で、わが国企業界にはじめて“真の戦略的思考法”を導入、旋風を巻きおこした著者の、前著を一歩進めた実践応用編。豊富な実例と最新情報を駆使して「戦略的経営計画の実際」を解き明かす注目のビジネス書。
目次
戦略的に考えるということ
“低成長”とは何か
戦略的思考に基づいた企業戦略
戦略的計画の核心
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シカマル
9
1986年と30年以上前の著書だが、モノの考え方は基本的に変わらないものらしい。最終章に「最後に戦略に魂を吹き込むものは人であり、マネジメントのスタイルである」とあるのが印象的。魂の込もった仕事をせねば!2018/07/16
Kei
8
前作から約1ヶ月で読んでみたが、やはりこの思考レベルの高さには目を見張る。いかに考え、いかに戦略的に行っていくか、教科書みたいな本だと思った。2016/04/12
Yohei
6
★★★★★1986年発行だが現代でも通用する大前氏の名著。マッキンゼーに勤めながら欧米流の責任者による意思決定を日本風にアレンジ、個人や特定職種に委ねる部分を極限まで減らしPPM(プロダクトポートフォーリオ)を使って正規のプロセスで全体戦略を創出・合意する方法は、フレームワークはハウツーでなく環境に応じて使いこなすものだという点で興味深い。また企業活動を分解してKFS(Key Factor for Success)をつかむ例は、差別化とは単に技術のみで議論するものではないことを教えてくれる。2013/10/24
nari
4
20年以上前の本なのに事例の古さを除けば最近書いたと錯覚する内容。最初は難しそうで尻込みしそうだが、読んでみると面白くサクサク読めた。三章の新機軸展開に基づく企業戦略(考え方の転換=常識を疑う、戦略的自由度、技術的ポートフォリオ)は分かりやすく非常に興味深い。2014/01/04
mattu
4
前作に続き読了。書いた時代の参考例なので、分かりにくい部分がありますが、内容は未だに変わることがないです。2013/09/11