感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
6
論評部分はうるさく、ほとんど見るべきはない。例えば50〜55年は「『衣』の時代」だという。全く共感しない。のっけから内務省の神奈川県庁への進駐軍喰い止め命令描写の要領の悪さに読む気を削がれる。戦後史をダイジェスト的に辿る中で、金閣寺放火事件(動機説明が巻末の犀門洋治による年表と本文で全く違う)、愛新覚羅慧生の天城山心中事件、小松川女高生殺人事件は突然不調和にも詳細なドラマ仕立てとなる。たぶん雑文として既発表のものを再利用でもしたのだろう。混同していた3事件を整理しておこう。①光クラブ事件…49年。敗戦混乱2023/09/06
丰
0
Y-202005/02/19