出版社内容情報
【内容紹介】
It''''s up to you――君の考え次第だよ。自分の道は自分でしかきめられない。ニューヨークのハーレムで、基地の街沖縄で、カスバで、多くの「今日をせいいっぱいに生きるあなた」に会った。同性愛の少年、少女娼婦、未婚の母、他人(ひと)には限りなく優しく、自分には厳しい人たちの真剣な眼差しと笑顔をあなたに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湖上の煙
1
再読。昔この人の著書に非常に感銘を受けたことがあり、それを読み返そうかとも思ったが、楽しみは後に取っておこうともったいぶって、こちらを再読することにした。が、意外や意外特になんとも思わなかったばかりか、やたらと上から目線の言い方が気になり白けてしまった。こんなはずではと若干戸惑ってもいる。再読とはいってももともとは暇つぶしのつもりで読んだので、大きな不満は特にない。暇はつぶせた。2020/06/07
amenohinooto
1
再読 ルイ子さんに憧れていた頃が懐かしい。2012/08/06
a.k.a.Jay-V
0
ハーレムの熱い日々が好きで、予備知識無しで購入。今、言われている自分探し系とは異なる。随分と前に出されているので(郷ひろみがアイドル時代)ギャップはあるかもしれないが未知の事柄(リトル・トーキョーの件など)に触れる絶好のチャンスでは?基本、根っこの部分は変わってないかと。2014/04/26
がんぞ
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ベトナム戦争以後のアメリカ、次いで日本は「自己実現」のためなら配偶者も子も打ち捨てて当然の世界。過干渉とか搾取=絶対値マイナス、よりはほったらかし=ゼロの方がマシだが、成熟まで時間差があり天分差もある情報産業化した社会でフラットで居ることは《果てしないダンピング》を意味する。先に核家族解体したアメリカを写真取材した著者は、倫理的に不正だとか不幸だとか容易く口にしない。ハーレムには迫力がある。復帰後の沖縄で公然と管理売春があるのには今更ながらうんざり。2013/08/09
やえもん
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最初の3ページで、結構満足してしまった。逡巡している自分に踏ん切りをつけ自分に正直に生きる。2009/09/09