出版社内容情報
【内容紹介】
みなし子のジョニー、クラス1番のマルチン、腕っぷしの強いマチアス、気の弱いウリー、ちょっと変わったゼバスチアン――5人の少年が寮生活でまきおこす事件の数々……。少年たちをあたたかく見守る正義先生と禁煙さんを交えて、友情と正義と勇気のたいせつさを描いた心あたたまるドイツ児童文学の秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けむりの猿c((•ω•))ɔ
1
クリスマスの時期に共読の通知が何件か有り遅ればせながら大晦日に読了。(∩´∀`∩) 子供の頃に読んでおけば…と思う本、第1位。 何年ぶりだろう?何度読んでも涙を禁じえない。 「泣くこと厳禁」なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ ケストナーの作品は首尾一貫して子供への愛情に溢れている。ご都合主義なエンディングを迎えがちだが、それが許せる。いや寧ろ「いいぞもっとやれ」となる。 そういえば、舞台稽古の総ざらい=ゲネプロという言葉を知ったのがこの作品だった。今回読んだのは岩波少年文庫池田香代子訳2020/12/31
けいちか
0
手元にずっとあったのだが、読まないで置いておいた本。書かれた時代のせいもあるかもしれないが、子供たちがまだ子供らしい様子でほほえましい。ただし、子供でも悲しいことやつらいことを理解できるのだという意味で、大人にも是非読んで欲しい本。2012/08/16
ゆーかり
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(2004.3.2)読んだ後こころがきれいになるようなお話。少年少女向け。訳のせいか元も古いからか雰囲気は古めかしい。寄宿学校、ギムナジウムの生徒たちの話。寄宿学校の話でもハリー・ポッターよりピュアな感じの世界。