講談社ノベルス タイタニア〈４〉烈風篇

田中 芳樹【著】

講談社（2013/09発売）

• サイズ 新書判／ページ数 228p／高さ 18cm
• 商品コード 9784061828902
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

２２年の時を経て「タイタニア４」ついに刊行！　新たなる宇宙の１ページがここに記された！タイタニアVS.タイタニア
藩王暗殺未遂事件に端を発した内乱の行方は！？
『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』と並び称される田中芳樹の傑作小説、第4巻！

「陽は中天にあり、没せざるべからず」
隆盛を極めたタイタニア一族にも、没落の日は来るのか？　一族を牽引する五家族代表、すなわち藩王と四公爵から一人が欠け、勢力の均衡が破られた。次期藩王を狙うイドリスは、藩王暗殺未遂事件を機にアリアバート、ジュスランに叛逆罪を宣告。対する二公爵は「君側（くんそく）の奸を討つ」として対抗姿勢を示す。一族を二分した内乱に勝者はあるのか。
宇宙叙事詩にして傑作歴史小説、待望の第4巻。

田中 芳樹［タナカ ヨシキ］
著・文・その他

内容説明

「陽は中天にあり、没せざるべからず」隆盛を極めたタイタニア一族にも、没落の日は来るのか？一族を牽引する五家族代表、すなわち藩王と四公爵から一人が欠け、勢力の均衡が破られた。次期藩王を狙うイドリスは、藩王暗殺未遂事件を機にアリアバート、ジュスランに叛逆罪を宣告。対する二公爵は「君側の奸を討つ」として対抗姿勢を示す。一族を二分した内乱に勝者はあるのか。宇宙叙事詩にして傑作歴史小説、待望の第４巻。

著者等紹介

田中芳樹［タナカヨシキ］
１９５２年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。１９７８年『緑の草原に…』で第３回幻影城新人賞を受賞しデビュー。１９８８年『銀河英雄伝説』で第１９回星雲賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Mumiu]

AJ陣営はだいすきだし、リディア姫とバルのコンビにも癒されますが、イドリス公爵が不憫でなりません。今回は影の薄い海賊さんたちは(ジュスランが欲しがるだろうなあ)これからも傍観者なのだろうか？そして至高の存在、アジュマーン藩王殿下。やっぱり喰えないお方だ。藩王殿下(作者)の本意はいったいどこに⁈いろいろこれもありそうだと漠然と予想したりするけれど、読者の予想を悉く捻り潰して、あっという展開を見たいものです。・・・なんて、読者に委ねるよ！って終演も案外ありかしら⁉

2013/10/18

[不羈]

元々（徳間ノベルズ）の表紙の方が好きだったのに本作よりアニメチックに。一方、内容は良い。おもしろい。本作でいきなりの急転直下。これはタイタニアという一族に関わる話だと改めて思う。反タイタニア陣営はこのままどうなるのか？きっちりとけりをつけてほしいシリーズ。

2013/10/08

[Ａ・あがし]

待ったよ～～本当に待ったよ～～待った甲斐あって面白かったが、ヒューリックが影うすすぎ！田中先生、アルスラーン、薬師寺、自転地球儀、七都市物語の続きを～～読者の少年がおじさんになっちまったよ～～でも、少年の頃同様にワクワクしました！！！青春を思い出せる作品に感謝！！

2013/10/05

[ノリピー大尉]

タイタニアの内部抗争を描いていくと思っていたら、もっと大きな謀略が。。。。　藩王の真意は読めないな。

2013/12/15

[ぐっちー]

22年ぶりのブランクを感じさせない一冊でした！いや、ダウンロードとか検索とかってワードがお目見えしたから、それなりに時の流れを感じましたけれど。それにしても、きた！「皆殺しの田中」発動・・・っ。こんな状態でまた長いこと放置されませんよね？！

2013/10/07