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講談社ノベルス
双孔堂の殺人―Double Torus

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061828834
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

メフィスト賞『眼球堂の殺人』を越える衝撃のトリック!真犯人は……あの人!?鍵形の館に空く二つの孔(あな)が事件を呼ぶ!

メフィスト賞受賞シリーズ第二弾!


容疑者は名探偵!? 鍵形の館で同時発生した二つの密室殺人事件!

Y湖畔に伝説の建築家が建てた、鍵形の館――「双孔堂(ダブル・トーラス)」。
館に放浪の数学者・十和田只人(とわだ・ただひと)を訪ねた、警察庁キャリアの
宮司司(ぐうじ・つかさ)は、同時発生した二つの密室殺人事件に遭遇する。
事件の犯人として逮捕されたのは……
証明不可能な二つ孔の難問、館の主の正体、
そして天才数学者たちの秘められた物語を解く鍵は!?
メフィスト賞『眼球堂の殺人』を超えた、シリーズ第二弾!

【著者紹介】
某国立大学工学部建築学部卒業。『眼球堂の殺人 ~The Book~』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。

内容説明

Y湖畔に伝説の建築家が建てた、鍵形の館―「双孔堂」。館に放浪の数学者・十和田只人を訪ねた、警察庁キャリアの宮司司は、同時発生した二つの密室殺人事件に遭遇する。事件の犯人として逮捕されたのは…証明不可能な二つ孔の難問、館の主の正体、そして天才数学者たちの秘められた物語を解く鍵は!?メフィスト賞『眼球堂の殺人』を超えた、シリーズ第二弾!

著者等紹介

周木律[シュウキリツ]
某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人 The Book』で第47回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

68
堂その2。トリックよりもうんちくに力が入っている印象。2作品を読む限り、今後は綾辻さんや北山さんを追っていくのかな?2014/03/06

barabara

59
前作、眼球堂よりかなり滑らかなストーリーで読みやすかった。色々トリックを思い浮かべながら読んだのだけど、ややかすり気味、方向は同じだったがそうか〜、案外単純でした(笑)でも面白かったので概ね満足。次回作予告もあったので楽しみ。完2013/09/25

さこぽん

47
楽しみにしていたのに期待はずれでがっくりだ。まだ前作のほうが面白かった。 被害者以外の部屋の捜査をなんでしなかったのか疑問。 容疑者の数が少なく、消去法で 「犯人はあの人しかいない!」 とわかってしまうし、ひもの結び目と数学とがどう関わっているのかとか数学のうんちくが長すぎる。 十和田はすべての謎が解けたと言ってるけど、もったいつけて教えないその態度にもイライラだ。 最後の仕掛けには驚いたけど、「そんなんアリぃ!?」 なんでもありやん。 ・・・と言いながらも、年初に出るらしい新刊も読んでしまうのだろう。2013/09/16

ソラ

40
数学の薀蓄ばかりが印象的で、実は事件そのものはあまりって感じだったかも。前作に続いて登場の善知鳥善は真賀田四季を彷彿とさせるというか、森博嗣を意識してるのだろうか?2014/06/29

aquamarine

37
前作で探偵が思ったより常識的、などという感想を書いていましたが今回の探偵は偏屈な数学者をむき出しにしていい味を出しています。理解しなくても問題ないだろうな、と思いつつも好き分野なので楽しく読んでしまいましたが、ちょっと長いですよね。数学が嫌いな方だとこの前半部分の位相数学のやり取りは読むのが辛いのではないでしょうか。建物の構造やトリック的なことなどは意表を突く感じではないものの一応本格してますし、今回登場の兄妹が今後も関わってきそうなので続きがどんな形で展開していくか楽しみです。2013/11/17

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