講談社ノベルス<br> 皇帝の新しい服

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講談社ノベルス
皇帝の新しい服

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061828582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

孤島で発生した花婿連続殺人事件に、女子高生探偵のミリア、ユリ、仁美とミステリィ研特別顧問のサラリーマン・石崎が挑む!

櫻藍女子学院高校ミステリィ研究会ミリア、ユリ、仁美は、瀬戸内海の錠前島でおこなわれる珍しい婚礼の儀式に、特別顧問の石崎を参加させるため、島へ向かうことに。麗しい花嫁候補・恵理の姿に胸を高鳴らせる石崎。しかし、過去その儀式では、数回にわたり、死者が出ていたことが明らかになって……!? さらに、今回の花婿候補のもとにも、差出人不明の脅迫状が届いてしまう。惨劇は繰り返されるのか? 事件の真相とは!?

【著者紹介】
埼玉県生まれ。東京理科大学理学部卒業、某化学メーカー勤務。『日曜日の沈黙』で第18回メフィスト賞を受賞。著作は他に『あなたがいない島』、『長く短い呪文』、『袋綴じ事件』、『復讐者の棺』、『≠(ノットイコール)の殺人』、『記録の中の殺人』(いずれも講談社ノベルス)、『首鳴き鬼の島』(東京創元社)がある。

内容説明

瀬戸内海の島に代々伝わる、名門美蔵家・婿取りの儀式。櫻藍女子学院高校ミステリィ研究会・お騒がせトリオのミリア、ユリ、仁美は美味しい海の幸に目がくらんで、サラリーマン兼ミス研特別顧問の石崎を花婿候補に仕立てて島へ向かうことに。だがその儀式では過去数回にわたり殺人事件が発生し、いまだに真犯人が捕まっていない。さらに、石崎のもとにまで差出人不明の脅迫状が届く!惨劇は繰り返されてしまうのか。

著者等紹介

石崎幸二[イシザキコウジ]
埼玉県生まれ。東京理科大学理学部卒業。某化学メーカー勤務。『日曜日の沈黙』で第18回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

52
ミリヤとユリその9。いつもの展開でいつものDNAって感じ。2014/02/18

ローリー

9
ちょうど旅行で道後温泉に行くので、それに合わせて読みました。舞台が愛媛県だったので。相変わらず軽妙な会話で進む、ライトノベルテイストな話で気楽に読めました。今回も恵まれない探偵役の石崎がDNAや血液型の知識を生かして解決すると言うスタイルで、物語の骨格や犯人の動機などは横溝正史っぽいのに、致命的に物語の雰囲気が軽いので悲壮感などは全くありません。おまけに今回のメインの事件では殺人は起こりませんから。ラストが皇帝のいる来島海峡大橋の見える部屋で、ちょうどバスは大橋を渡っている最中で、笑ってしまいました。2013/02/02

本夜見

8
石崎作品初読み、だけど…シリーズ物だったの? ご本人も登場人物? このWボケ&ツッコミな女子高生達は? 導入部でご本人を扱き下ろす自虐的(?)漫才ネタ会話が延々続くのに辟易…(^_^;)2013/03/23

たこやき

8
また孤島か!!(お約束) とは言え、過去の事件について資料をもとに調べる、という形であり、島での事件はあっという間に終了する。分量が少ないこともあり、どちらかと言うと小粒なネタだが、それを上手く料理していると思う。毎度のことながら、同じような題材を料理するのは凄い……けど、そろそろ、別の題材でも良いのでは? とも思う。2013/03/02

cinos

6
石崎と3人の女子高生のマンネリの漫談?が楽しめるかどうかですが、楽しめましたよ。脱力しながら読んでいたので、動機に気づきませんでした。2014/02/07

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