出版社内容情報
大人気! タイムスリップシリーズ第7弾!かの聖徳太子が現在にタイムスリップし、色々とやらかします!
内容説明
倭国に君臨する聖徳太子は、自ら幻術を駆使し、隣国・塊やマーシア国との戦いに勝利し征服した。太子の次なる狙いはラバダ王国。彼は部下に老若男女問わず王国のすべての人間を抹殺することを命じる。圧倒的兵力をもってラバダに侵攻した倭国軍!だが王国にも天才的軍師が出現し太子をも翻弄する。戦いの行方はいかに。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
22
図書館本。あれ…?いつもと違う…。うららはいつタイムスリップするの?って思ってたら…しないのか。意識が遠くにとんで聖徳太子のいる時代の話を馳せてるって感じ??うーん…とりあえず聖徳太子の野心家っぷりがなんともスゴい。非道な聖徳太子…。2014/11/28
Norico
18
今回のタイムスリップは、今までとちょっと違う。誰がタイムスリップしたのか?聖徳太子があんな人だったら嫌だなぁ2019/11/29
二分五厘
15
鯨タイムスリップもの…なんだけど、いつものように女子高生が過去に飛ばされて歴史の歪みを正すパターンではないんですね。飛ばされるのは体罰強面教師だし、それも本筋じゃない。なんといっても飛ばされた世界では倭国の皇太子・聖徳太子が権謀術数と幻術を駆使して侵略戦争を仕掛けてるという…。"ホトケの後ろ楯"を得ている聖徳太子に対して、侵略される主人公側は"神のご加護"にすがる。神vs仏の代理戦争、唯一絶対神に踊らされた者とは。2016/08/06
かなえ
14
「聖徳太子」とあるものの歴史上の「聖徳太子」とは関連もそれほどなく。架空の国同士の争いの物語。「タイムスリップ」したのは誰なのか。これもかろうじてシリーズの流れをかすっているけれど…。うーん…。歴史物語を読みたかったのだが、ファンタジーを読まされたってとこか。神やら仏やらと交信しながら戦ってるし。このシリーズに入れる必要があったかなぁ…。2019/11/13
CCC
13
著者の作品に触れたのはこれがはじめてだったけれど、失敗だったかもしれない。なぜ転生ものっぽい展開なのかも、歴史要素をどうしたいのかもわからなかった。でも侵略戦争を仕掛ける聖徳太子とか面白そうな部分もあったし、読むのに体力がいる本でもないので、作者についてはほかのを読んでから判断しようかなと思う。2019/09/23