講談社ノベルス
縛り首の塔の館―シャルル・ベルトランの事件簿

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 394p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061827714
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

近世ヨーロッパで起きた怪奇事件の謎に迫る

内容説明

衆人環視の地下室に閉じこもった霊能力者が己の霊体を使い、自分を詐欺師扱いした30マイル遠方の老人を刺殺。だが自身もまた地下室で死亡した。凶器は老人が手にしていた銃。さらに地下室の金庫には刺された男の血液がついた短剣も!もはや二人が空間を越えて殺し合ったことは明白!?怪奇事件の謎にパリ警視庁を牛耳る予審判事、シャルル・ベルトランが迫る。

著者等紹介

加賀美雅之[カガミマサユキ]
1959年、千葉県生まれ。鮎川哲也編『本格推理14』に短編作品を発表後、二階堂黎人編「新・本格推理」シリーズにも短編を発表している。2002年、『双月城の惨劇』が「Kappa‐One登龍門」第一弾に抜擢され、長編デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

76
【シャルル・ベルトラン シリーズ】第4弾短編集。海外黄金期の本格ミステリの雰囲気を楽しめるが、残念な事に本作が遺作となってしまった。あとがきに在るが、本作は怪奇冒険探偵小説と呼べる物語で、論理的な推理を目的とはしていないが時にはそれが良い。タイトルの「縛り首の塔の館」は心霊術、その他人狼に吸血鬼にと、人智を超えた怪異5作品である。楽しめるのは間違いないが、やはり時代は私の認識にも影響している様で、鑑識やらDNAやら頭の中で突っ込みを入れる自分が居る。このジャンルを書く作家さんも、少なくなると思うと寂しい。2020/11/06

ちゃちゃ

17
うわあ,見取り図だ~。密室だよ。○○が動くなんて!巨大な○○!凄い!ありえないだろう!・・・と思いつつ,やっぱり大好きだ~。がんばれベルトラン!2013/01/06

しろ

10
☆6 雰囲気から長編だと思ってたけど短編集。展開的に無駄がなくテンポよく読めた。そこらへんも含めて海外古典ミステリって感じ。本格らしいものを狙ってるのには好感が持てるし、これからもその路線で行ってほしい。でもまだまだ物足りない。本家(カー)よりも読みやすい分、トリックのずさんさが目立つ。ごまかしきれてない(笑)。表題作の事件の不可思議さが一番良かったかな。この人の長編、それか国内物を読んでみたいな。2011/05/25

ホームズ

7
久々のベルトラン・シリーズ(笑)今回は短編集(笑)全体的に古いミステリの雰囲気が良かったですね(笑)挿絵も古臭い感じが出ていて好みでした(笑)物語としては犯人はかなり分かりやすいですし事件の展開もどこかで読んだことのある物がつなぎ合わされたような感じで読みやすいですね(笑)とりあえずこのシリーズはトリックがちゃんと図で乗っているのがうれしいですね~(笑)2011/03/10

ジャム

6
追悼加賀美雅之。惜しくも遺作となってしまった本作は、おなじみパリの予審判事名探偵シャルル・ベルトランが数々の不可能犯罪に挑む黄金期本格ミステリを彷彿とさせる短編集!個人的には表題作の「縛り首の塔の館」が白眉で冒険小説的要素もあった「白魔の囁き」、吸血鬼の正体が意外な「吸血鬼の塔」も良かった。このような物理トリックを中心とする古き良き本格の書き手はあまりいなくなってしまったので、本当に惜しい人を亡くしたと思う。合掌。2013/11/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2880157
  • ご注意事項

最近チェックした商品