内容説明
女性を殺し、焼却する猟奇犯罪が続く地方都市―。幼なじみを殺され、跡追い自殺を図った高校生・甘祢山紫郎は、“共感覚”を持つ美少女探偵・音宮美夜と出会い、ともに捜査に乗り出した。少女の特殊能力で、殺人鬼を追い詰められるのか?二人を待ち受ける“凶感覚”の世界とは?第43回メフィスト賞受賞作。
著者等紹介
天祢涼[アマネリョウ]
2010年、『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
57
美夜その1。デビュー作。音が色で見える共感覚を持つ探偵のお話。共感覚を信じるか推理を信じるか。2014/07/24
ヒロユキ
52
とてもメフィスト賞らしい作品、最強主人公な作品は嫌いじゃないどころか大好きです。共感覚についてまったく知識がなかったので新鮮、ちょっとひねった推理小説にぴったりの設定ですね。謎解きとしてはトリックやロジックが目立っているわけではないけど、強烈な動機はよかったです。2012/05/06
hit4papa
50
恋人を殺害された男子高校生と音を色として感じる共感覚の持ち主の探偵が、連続殺人鬼フレイムを追うミステリ。被害者が皆焼かれている猟奇殺人で、ツンデレ+エキセントリックな美人女子探偵に純情(?)高校生のバディといった、その他の登場人物を含めあるあるキャラ設定。期待せずに読み進めることになるでしょう。途中の不可能犯罪は多少無理があり、これは残念…と思いきや、あっと驚く真相がっ!!!。これまでの退屈さを覆す破壊力です。ミスリードは力強さが欲しいものの、真犯人の動機だけで逆転ホームラン。これが究極の猟奇殺人。2024/01/19
秋製
33
甘祢山紫郎は、幼馴染の花恋を「フレイ」と呼ばれる連続猟奇殺人者の犠牲者となったことを知り2人の思い出の場所で自殺を図ろうとする。そこで出会ったのは、銀髪の美少女音宮美夜。美夜は自分は探偵であり、依頼を受け「フレイ」の事件を追っていると明かす。美夜は「共感覚」の持ち主であり、それを武器に事件の真相へと近づいていく。 タイトルの「キョウカンカク」。何故カタカナなのか?と思っていたが、読み終わってその謎が解けた。2014/04/10
みなみ
22
女性を殺した後に燃やす猟奇的犯罪の捜査に乗り出す探偵と高校生のコンビを描くミステリー。探偵の方の能力で、音が色で見えるという「共感覚」にワクワクしつつ、読み進めた。動機が分かって、メフィスト賞であることに何だか納得。この動機を読むために、この本を読む価値はあると思いつつ、万人にオススメするには少し躊躇してしまう。2023/10/27




